
木質フローリングの塗装ラインにおいては、塗料が高い光沢を持ち、すぐに傷に強くなることが求められます。また、生産ラインの性能を低下させてはいけません。もし硬化が不十分だと、表面が粘着性を帯びたり、完全に硬化しなかったりして、再作業が必要になります。そこで、私たちはその問題を解決するために、高出力のUV LED硬化ランプを開発しました。
重要なポイント 出力は安定しており、365nmと395nmの波長で一定しています。これは、UVラッカーや耐摩耗コーティング剤の光重合開始剤の吸収特性に合わせています。ピーク時の照度は12,000 mW/cm²で、300mm幅の範囲で1,500~2,500 mJ/cm²のエネルギーが供給されます。狭い放射パターンと二色反射鏡により、光子が塗膜に集中し、速やかに重合が進みます。また、基材の温度上昇は15°C未満に抑えられます。20,000時間以上使用しても、出力は安定しており、校正済みの分光放射計で測定した場合、10%未満の減少しかありません。
なぜこの装置が適しているのか 耐摩耗コーティングは数秒以内に重合しなければならず、そうすれば傷が付きにくく、光沢を保つことができます。当社のUV LEDシステムを使えば、60m/分という高速で塗装を行うことができ、結果として残留する粘着性がなくなり、ほこりが付着したり傷が付きにくくなります。波長の制御と均一な光の分布により、板材全体にわたって均一な重合が行われ、高い光沢と2H以上の硬さが得られます。高圧水銀ランプと比べてエネルギー消費量は最大60%削減されます。また、オゾンを発生しないため、乾燥トンネル内の換気に関する制約もありません。
現場での注意点 UV LED硬化は直線的な光の伝播に依存します。ランプヘッドを塗膜表面から50~80mm離した状態に保ち、光学系を清潔にして、所定の照度を維持しましょう。また、光重合開始剤の波長に合わせて調整する必要があります。水銀ランプ用に最適化された塗料では、十分に硬化しない可能性があります。確かに初期投資は少し高くなりますが、長寿命でメンテナンスが少ないため、将来的にはそのコストを相殺できます。